【TOEIC800点越え】初受験する人にオススメの参考書と勉強法
多くの人を悩ますTOEIC
僕は初めてTOEICを受験するときどんな勉強をすればいいのか全くわかりませんでした。
ネットで勉強法を検索してみたはいいものの、なにせ受験したことがない僕にはどれも難しく見えてしまい、勉強自体が後回しなって勉強を本格的に始めたタイミングが遅れてしまいました。
しかし、残り少ない時間で必死に勉強しているうちに勉強に仕方みたいなものがだんだんと掴めてきて、初受験で800点(リスニングとリーディング半々ぐらい)を越えることができました。
そこで、僕の経験に即してTOEICを初めて受験する人はどんな参考書を使えばいいのか、どんな勉強の仕方をすればいいのかを知ってほしい最低限の情報に絞ってご紹介したいと思います。
初めて受験する人にオススメするTOEICの参考書
初めて受験する人に必ず取り組んでほしいのはTOEICの公式問題集です。
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この公式問題集さえきちんとこなすことができれば、目標の点数は越えることができると思います。僕はいくつかある公式問題集の中で一番新しいものを一冊買いそれだけ勉強しました。そのほかの問題集や参考書には手を出していないです。
公式問題集に取り組む際のポイントは、
- 問題に慣れる
- 必ずタイムを計る
- きちんと時間内にできるようになるまで同じ問題を繰り返しやる
- 問題を解くたびに必ず復習をする
の4つです。
この4つのポイントを抑えて勉強することができていればレベルが確実に上がっていくと思います。まず、問題の主題形式に慣れるために数をなるべくこなしてください。また、問題を解いたら必ず復習して時間内にできるように再び解きます。この解き直しのタイミングで復習した内容を思い出しながらやると記憶に定着しやすく伸びやすいと思います。
リスニング・リーディングの勉強法
やることは基本的に、
- 時間を計りながら問題を解く
- 問題の復習をする
- 時間内に解けるように解き直しをする
の流れを完璧に問題を解けるようになるまで繰り返すだけです。しかし、問題の復習の仕方がリーディングとリスニングで変わってくるので、それぞれ説明していきたいと思います。
リスニングの復習の仕方
リスニングの復習はオーバーラッピング(CDの音声に合わせて原稿を見ながら喋ること)とシャドーイング(原稿を見ずに音声で聞こえてきた英語を喋る)の二つを中心に行います。
まず、リスニングなのでそこまで数は多くないと思いますが、知らない単語や文構造を分析して原稿をスラスラ読める状況にします。そのあと、CDの音声に合わせて文章の意味を思い浮かべながら発音していきます(オーバーラッピング)。このとき、原稿にだけ集中してしまうのではなく、なるべく音声を頼りにして発音していくようにしてください。
慣れてきたら次は原稿を見ずに音声だけを頼りに聞こえてきた英語を発音していきます(シャドーイング)。ここでも意味を思い浮かべながら発音するように心がけてください。いきなりシャドーイングするのは難しいと思うので、最初は原稿をチラ見しながら行うことをオススメします。
シャドーイングまでがしっかりできるように慣ればリスニングの復習は完了です。しかし、この一連の作業は結構地味で根気がいります。あまり一つの問題を完璧にこなそうとしないでください。その日のうちにやった問題の復習を済ませることができるぐらいのペースでやっていったほうがいいと思います。
リーディングの復習の仕方
リーディングの復習は知らない単語の意味調べ、分からない文構造の分析、音読の三つを中心に行います。単語の意味調べは紙辞書でも電子辞書でも構いません。僕は効率重視で電子辞書を使っていました。毎回の単語調べの量が膨大すぎて、単語帳でまず勉強したいという方は『でる単特急 金のフレーズ』という単語帳をオススメします。
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分からない文構造の分析ですが、要するにその文がどんな意味なのかがわかればそれで十分です。手法としては文型の分析や修飾関係の分析を行えば大体の文の意味は取れます。
音読はリスニングの時と同様に、意味を頭の中でイメージしながら音読するようにしてください。音読は読むのと同時に意味がわかるぐらいになるのが理想です。
この三つの工程をしっかりこなせばリーディングの復習は完了です。しかし、これもあまり完璧にやろうとしないでください。無理のない範囲で「こんなもんかな」と割り切って、次に行く姿勢も続けていく上で非常に大切です。
ひとまずTOEICの問題集を解いてみよう!
いかがだったでしょうか。初めてTOEICを受験するときに迷ってしまいがちな参考書・勉強法ですが自分なりのイメージはできてきたでしょうか。本当は勉強の仕方は人によって変わってくるものなので、勉強の最善策はひとまず解いてみて自分でやり方を模索していくことです。ひとまず問題を解いてみないことには始まりません。勉強を始めることができずにウズウズしている人はひとまず問題を解いてみると新たな発見があるかもしれませんよ。